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ワキガ歴15年のアラサー女子MUGです!
このブログでは「ワキガ手術を検討中の方」のために、実体験を元にした情報をまとめています。
病院の選び方については、こちらの記事でまとめていますので、あわせてどうぞ!
・病院の選び方
・手術前の事前準備
・手術当日の流れ
・手術をして半年後の傷跡と、効果
この記事の信頼性
- 手術の種類:直視下剪除法
- 治療期間: 約一ヶ月(片脇)
- カウンセリングに行った病院の数:2軒
- 費用:42000+2000円くらい
※剪除法は、保険適応される手術です。
自費で高額でやっているクリニックもあるので、選ぶ時に注意!
病院の選び方についてはこちらの記事でまとめています。
手術前の準備
まずは、準備からです。
手術後、約1週間は包帯でがっちり固定されるため、腕の上下運動や、重いものを持てません。
そのため、しっかり準備しておくと、生活への支障を最小限に抑えることができます。
- インナーは「カップ付きキャミ」など、”片手で腕を上げずに着脱できるもの”を用意する
- 家事を終わらせる
※特に布団など大物は絶対に扱えないので、前日〜手術前に完了しておくべし - 前開きの服を用意(洗濯)する
- ご飯を作り置きする
- 高い位置のものは、下に降ろす
- するっと履ける靴を用意する
- ヘアバンド・帽子・斜めがけバッグを用意する
手術の流れ
ここまで準備をしたら、いよいよ手術の当日です!
流れは次の通りです。
手術時間は、片腕で1時間くらいでした。
- 着替え
- 麻酔
- アポクリン腺の切除
- 包帯を巻く
- 着替え・支払い
- 終了・帰宅
それぞれ、詳しく解説していきます。
1. 着替え
よくある患者服を着るのですが、手術中は上半身丸見えになります。
そのため、カップ付きキャミなど、見えても恥ずかしくないインナーを着ることをお勧めします。
2.麻酔
15箇所ほど、脇に注射を刺しまくられます。
これ、めちゃくちゃ痛いです。(涙)
ただ、打っているうちに段々痛くなくなってくるのでご安心を。
ちなみに私は笑気麻酔は使っていません。
3.アポクリン腺の切除
麻酔が効いてきたら、いよいよメスが入ります。
痛くはないですが、皮膚をひっぱられている感覚はあるので、ちょっと不気味な不思議な感じ。
たまにピリッとした痛みがあり、私は追加で麻酔を打ってもらいました。
「これで私はワキガじゃなくなるんだ・・・」と感慨深くなり、これまでの苦労を思い出していました。
※後述しますが、剪除法でも100%ワキガがなくなるわけではありません。
4.包帯を巻く
手術した箇所を大きな綿で固定してもらい、さらにその上から、綿が動かないように包帯とテープで固定していきます。
私の時は、先生と看護師さん3人係で固定をしていたので、相当しっかり固定をしないと、傷跡に影響が出るんだなと感じました。
5. 着替え・支払い
一人では着替えられなかったので、優しい看護婦さんが手伝ってくれました。
財布を出すときも一苦労。
手術箇所は、鈍い痛みがズーンと続いていました。
歩くとその振動が腕に伝わってきて、それだけでも痛かったです。
以上がざっくりとした手術当日の流れです。
この中で一番痛いのは、「麻酔」と、「帰り道」でした。
手術の痛みについて
一つ前の流れでも触れましたが、気になる痛みについてです。
手術中はほとんど痛みを感じませんので、安心してください。
痛みは、「手術前」と「手術後」にあります。
が、どちらも我慢できないほどではないので、私の場合は気合いで乗り切りました。
それぞれ、どんな痛みなのか詳しく解説していきます。
手術中:麻酔が痛い
麻酔注射を、ワキの10箇所くらいに刺すので痛い!です。
正直、私は涙が滲みました。
脇汗ボトックスをやったことがある方は、それとほぼ同じ痛みです。
ですが、3-4箇所打っているうちに、麻酔が効いてくるので、ご安心を。
手術中は、たまーーに、麻酔が届いてないような端っこの切除をする時に、ピリッとした痛みがありました。
その際は、先生に伝え追加の麻酔を打ってもらいました。
「大人だし恥ずかしい・・・」と我慢はせず、辛かったり痛い時はお医者さんに伝えましょう♪
手術後:鈍い痛みが続く&筋肉痛
手術直後は、歩くと振動が脇まで伝わってきて、鈍い痛みを感じます。
ジンジンするというよりは、ズーーーンンといった感じです(伝わりづらい・・・)
また、4日間目くらいまでは、じっとしていても鈍い痛みがあります。
こちらの記事に、腕の固定期間中の過ごし方や、寝返りが打てない時の対処法もご紹介していますので、気になる方は見てみてください。
後悔:やっておけばよかったこと
手術前の準備は念入りにしたつもりでしたが、予想外なところで後悔したことが2つありました。
その1:手術当日は「片手でサッと脱げるボトム」を履く
ウェストがゴムのスカートなどのことを差しています。
なぜかというと、手術後に腕を曲げてボタンを外したり、タイトなパンツをずり下げる等の腕の動きは至難のワザ。(包帯でガッチガチに固定されるため)
トップスや上着を前開きにすることは、病院側からも指定されますが、ボトムは見落としがちです。
私は普通のデニムを履いて行ったので、看護師さんに手伝ってもらいました。
パンツ丸見えで普通に恥ずかしいので、女性はウェストゴムのロングスカートが一番おすすめです。
その2:肩〜背中の上部の産毛は沿っておく
手術後に腕を固定する時のテープの粘着力が強力なので、剥がすときに産毛が引っ張られてかなり痛いです。
(私は、うすーく皮膚が剥がれることもありました(!))
また、肌の弱い人はテープかぶれが起きやすいので、事前に医師に肌が弱いことは伝えておきましょう。
(とはいえ、しっかり固定するための協力なテープなので、優しいテープには変えられませんでしたが・・・・)
手術の効果について
このブログは、手術から半年経過してから書いています。
手術直後と、1週間、半年経ってからの経過を紹介します。
手術直後(当日〜5日目)
脇のニオイは、まだ残った状態でした。
これは、術直後は、切除前のアポクリン腺の名残があるからだそう。
1週間くらいで抜糸できるので、その際にシャワーで優しく綺麗にするとニオイは徐々になくなっていく。
抜糸後(7日目〜)
まず、汗を全然かかない!驚きです。
どうやら、術後1-2ヶ月はそのような効果があるらしいです、
ニオイは、手術前のなごりでまだ少しある程度。
毎日優しく洗って行ったら、数日でほぼ無臭になっていきました。
半年後
手術跡はこんな感じです。(お見苦しくてすみません・・・)
※脇毛は2ヶ月くらい剃ってない状態
右
左
だいぶ目立たなくなってきましたが、まだ切った感がありますね。
一般的に半年くらい経てば目立たなくなるようなので、私は傷が残りやすいのかもしれません。
ニオイに関しては、抜糸直後の無臭状態に比べると、少し臭うようになってきました。
イメージとしては、手術前の3-40%くらいのニオイです。
汗をかくと、ニオイが気になる時があるので、デオドラントを塗っています。
それでも、手術前と比べると、断然快適です!
手術後の生活は、どう変わった?
100%ニオイが無くなった訳ではありませんが、ポジティブに変化しました。
先に結論を言うと、心から手術をしてよかったと思っています。
※前提として、ワキガ臭が100%完治する治療法は無いので、治療をして「ニオイを弱める」という感覚で治療を受けると良いと思います。
変化1:デオドラントの効果が高まった&塗る回数が減った
手術前と同じデオドラントでも、ニオイがより抑えられ、持つ時間も長くなりました。
デオドラントで個人的に使用感・効果共にオススメのなのは、Secretのこちら。
手術ってやっぱり大変そうだな・・・と思った方は、効力が強い「海外製のデオドラント」か、ワキ汗を抑える「ワキボトックス」を試してみることをお勧めします。
海外デオドラントについては、こちらの記事にレビューを紹介していますので、購入前に一度チェックしてみてください。
変化2:脇毛の処理が楽になった
アポクリン腺を切除すると、脇毛が生えなくなります。
私は1−2割しか生えてこないため、処理がとても楽になりました!
まとめ
- ワキガ手術は5万円以下で可能。ただし、数十万円とるところもあるので、要注意!
- 術中の痛みはあまりないが、麻酔の注射が痛い
- 術後の固定期間は、生活が大変。十分に準備して受けるべし
- 剪除法手術をすると、”ワキガ臭”はかなり抑えられ
いかがでしたでしょうか?
ワキガ手術を検討中の方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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