「未経験だけど、アパレルのプレスになりたいな・・。 仕事って忙しいのかな?イメージがつかない・・・」
この記事では、このような方の疑問にお答えていきたいと思います。
アパレルプレスの具体的な一日の仕事の流れ
新卒で入社したアパレル企業で2年販売を経験したのち、都内で同じブランドのプレスとして働いていました。(現在はIT企業に転職しています)
【地味】アパレルプレスの仕事内容【給料も公開】で紹介した仕事内容を、具体例でご紹介していきます。
アパレルプレスの一日の流れ
早速ですが、一日の流れは以下の通り👇
では、詳しく見ていきましょう!
早めに出社し、メールと新聞をチェックします。
繊研新聞(ファッションビジネスの専門誌)はもちろん、読売新聞などの一般紙も一通りチェックして、世の中の動きを把握します。
午前中は返却対応で集中作業ができないので、この時間で頭を使う作業をすることも。
☑️世の中のトレンドをキャッチアップはとても大切!
☑️スタイリストさんたちとの会話のネタにも困らない!
プレスルームの掃除、陳列、朝会、TODO整理など。
朝会では、今日一日のリース(※)のアポイントをみんなで確認。
どのスタイリストさんのアポイントを担当するか決めて、一日の予定が組まれます。(決める基準は、大体仲がいいかとか、アポイント申し込みの電話を取った人など、ゆるーく決めていくことが多かったです。笑)
この後の返却対応すぐ入れるように、貸し出し伝票を先に取り出しておくなど、準備をします。
※リースとは、スタイリストや編集者に、商品を貸し出すことです。
詳しくはこちらにて解説しています👉【地味】アパレルプレスの仕事内容【給料も公開】
怒涛の返却対応がスタート。
アシスタントさんなど返却担当の人が、撮影が終わった貸し出し商品をどんどん返しに来るので、素早く対応していきます。
多くて15件くらいが午前中に一気にくるので、てんやわんや。
貸し出し表と、貸した商品の数は合っているか?壊れていないか?を、確認。
午後の貸し出し業務に間に合うように、どんどん陳列に戻していきます。
基本的に、プレスが2~3人の会社だとひっきりなしに来客があるので、午前中は集中作業はできないと思った方が良いですね。
☑️冷静な判断力と、行動力が活かせる!
☑️頭を使う集中作業は午前中にほぼできない
基本的に1時間取れますが、日によってまちまち。返却対応が多い日は45分になることも。
近くの定食屋でサクッと食べます。
一人15〜30分ほどかけて、スタイリストが探しているテーマに合わせて商品を紹介していきます。
有名なスタイリストさんを担当するときはドキドキ。
リースアポイントでは、主に以下の作業をします。
- 商品の紹介
- 貸し出し伝票の作成
- 包装
1件あたりにかかる時間は30分〜1時間。
結構かかるので、一日10件くらいが限界だったりします。
もちろんこの間はずっと立ちっぱなし。
☑️コミュ力が活きる!
☑️トレンドや、人気の商品などを自分の言葉でしっかり言えるようにしておくことが大切
主にInstagramとtwitterを担当。
商品選びから写真撮影はもちろん、投稿テキストやハッシュタグも考えるので、1時間くらいかかっちゃうんですよね〜。
商品が綺麗に取れるので、なるべく陽の光があるうちに撮影します。
☑️日頃からSNSの研究が大事!
やっと座って作業ができる時間!(え?って思った方。プレスって意外とそんなものです。(遠い目))
出版社から送られてくる雑誌の原稿を見て、自社ブランドの掲載内容をチェックします。
見るのは主にブランド名や価格が間違っていないかなど。
発売日と同時に、雑誌が編集部から届くので掲載内容をチェック。
掲載ページに付箋を貼り、エクセルに雑誌名やページ数を入力して店舗に共有します。
体も脳も疲れているので、目がしょぼしょぼ・・・。
この作業は午前中の返却対応の合間にチェックすることも。
やっと一日が終わり!
平日の夜は基本的に直帰していました。
記事まとめ
- 午前中は集中作業はしづらいため、早めに出勤する
- コミュニケーション力は必須!
- 自分のペースで仕事をしたい人には向かないかも(突然の来客対応が頻発するため)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント