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こんにちは、むぎこです。
今回の記事では、こんなお悩みについて紹介します。
✔️お悩み
アパレル販売員を始めたけど、色々悩みがあって・・。解決方法を知りたい!
✔️この記事でわかること
・アパレル販売員のあるあるお悩み
・お悩みに対する解決策
✔️この記事の信頼性
服飾大学を卒業後、アパレル企業に新卒で入社。
販売の経験を経て本社勤務(プレス)。
現在は転職し、IT広告企業に従事。
アパレル販売員は数々の悩みを抱え、解決するため試行錯誤してきた経験があります。
本題に入る前に、大前提です。
悩みを解決できるかは「自分の行動次第」
悩み側から勝手に無くなってくれることはありません。
まずは自分が変わること、行動することで、状況は変えられると言うことを念頭に置いておきましょう💡
それでは本題です。
アパレル販売員のあるある5つの悩みと解決方法
勤務体系
基本的にアパレル(特に販売員)は給料が低いので、一人暮らしをするとほとんど貯金はできません。
※ちなみに私の手取りは初任給で大体16ー18万円。4年目で20万円くらいでした。
お店の商品を買わなきゃいけないし、美容には気をつけなくちゃいけないしで出費もたくさんあります。
私のアパレル系の友人の中には、現在30歳でほとんど貯金ゼロなんて人もチラチラいます。・・・。
さらに私の場合は、お金をちゃんと管理できておらず、26歳で50万円ほど借金をするまでに。(引かないで・・・)※現在は完済しています。
もしこれをご覧になっている方で、貯金をできている方がいたら相当やりくり上手だと思います。
💡解決方法
①出費を下げる
- 住まいは一人暮らから実家に戻る or 友人とシェアする
- ランチはなるべく作る
- ネイルはセルフにする
- メンテナンス回数が多くなりがちな髪型(ショート、ボブ、ハイトーンカラー)にしない
などです。
また、インスタを見る回数を減らすのも効果があったりします。
流行りスポットとか、旅行行きたい欲に駆られ流のを防げます。
②収入を上げる
ずばり「転職」です。①の出費を下げるって、やはり限界があって。
①をある程度頑張ったら、自分の将来のためにも②を検討しましょう。
同僚では、ラグジュアリーブランドの販売員や、私のように異業種に転職して給料アップに成功している人がいます。
もうこれしょうがないんですよね、普通のアパレル企業自体が給料が少ないから!笑
※副業するという手もあります。これはまた追って記事をアップします。
基本販売員はシフト制なので、土日の休みや長期休暇が取りづらいです。
自分が取りたい時は、
世間もお休み=店が忙しい
他のスタッフも取りたい=スタッフ間での競争が激しい
と言う背景があるからです。
💡解決方法
休みの数に関しては労働基準法で決まっているので「いつ取るか」が問題です。
つまり、シフト作成者の判断に委ねられることが多いので、心理戦がキモになってきます。
①根回しをする
シフトの作成者に、事前に希望を伝えておくと、通りやすい場合があるので、基本動作としてやりましょう。(シフトを作り出す1ヶ月以上前が理想)
②希望を出す時は、「自己都合感」をなるべく排除する
あまりにも「この日絶対休みたい!」を言い過ぎると、先輩などから反感を買う場合があります。
あくまで、「お店に影響が出ないよう、◯◯しておきます」など、店側のこともしっかり考えていることをアピールすることが大事です。
③シフト作成者に「あなたは私の希望通りシフトを作ってくれる人」と言うレッテルを貼る
休みを勝ち取るには、相手(=シフト作成者)をコントロールするための心理戦が必要です。
具体的にどうするのかと言うと、シフト作成者に「いつも無理言っている中、希望のシフトに調整していただきありがとうございます!」などの感謝を「先に」伝えておきます。無垢の笑顔で。
たったこれだけ。
「毎回希望通りにのシフトになっていない場合でも言う」のがポイントです。
これは、「人たらし」のブラック心理術」と言う本に書いてある「レッテル法」と言って、「あなたは◯◯な人だよね」とポジティブなことを人に言われると、その期待に答えようと人は動こうとする原理を利用しています。
ポイントは、嫌味にならないように相手に言うことです。
1時間半あれば読めるので、休憩中に読んでみてください。
相手の行動をコントロールしたいと思う人におすすめです。
この原理、めちゃくちゃ使えるのでぜひ試してみてください。
人間関係
アパレルの販売員はストレスがたまりやすい職種なので、そのはけ口として後輩や部下に当たってくる人が少なからずいます。(ただし職場にもよると思います)
私が受けたパワハラとしては、以下などがありました。
・個人売りを横取りされる
・風邪を引くと怒られる
・ランチに一緒に行かないと人格否定される など
最後のは本当に謎すぎるのですが、人格否定って、受けた側は本当に傷つくんですよね。
💡解決方法
①対応力(教養)を身に着ける
本などから、相手にあった対応力を探ります。悩んでいる時って、視野が狭くなり、「人生詰んだ」と思いがちです。私もそうでした。
そんな時は、蔦屋とかビジネス書がずらっと揃っている本屋に行きましょう。
パワハラをするような器の小さく哀れな人間に対する接し方(ひどい言い方w)のアイディアがたくさんあります。
どれを選べばいいかわからない方には、以下をまず読んでみるのをおすすめです。
私がパワハラに悩んだ時に読んでいた本です。
ベストセラーの心理学の本ですね。
本の中に書いてある「他者の期待に応えるために生きているのでは無い」と言うフレーズがあるのですが、当時の私を勇気づけてくれました。
②バカなふりして相手にしない(可能なものだけ)
これも割とありです。
例えば、「そんなのも知らないの?」「だから売れないんだよ」とかマウントを取られた時ですね。
本当に良いアドバイスをもらっている場合は、素直に受け入れるべきですが、相手を卑下する目的で言っているな、と感じた場合は、「今後気をつけます!」「すごいですね!」など、バカなふりしておくのも一つの手です。
人を卑下してくる人は、他の人からも良く思われていないので、スルーで行きましょう。
ただ、あまりにも「勉強になります!」とゴマすり過ぎると、調子に乗ってしょっちゅう自慢話を聞く羽目になるので、「可もなく不可もなく」な対応をしましょう。
※ここの具体的な事例は追って記事にまとめたいと思います。
③逃げる
本当に辛い場合は、我慢する必要はありません。
部署異動や転職など、選択肢は色々とあります。
私は別の理由で異動しましたが、離れてみると「あんな人のために悩んでいたなんて馬鹿馬鹿しいなー」と改めて感じています。
販売・接客スキル
一回は必ずぶち当たるノルマの壁。私は在籍中ほとんど達成できませんでした。
その時の店からのプレッシャーは本当に辛かったですね。
売れる人はスルスル達成するので、余計辛い。
💡解決方法
①売れてる人の真似をひたすらする
見た目、話しかけるタイミング、普段勉強していることなど、スマホにでもメモして実践してみましょう。
②ロープレをしてフィードバックをもらう
暇な時間帯など、同僚に対して、擬似接客をして客観的な意見をもらいましょう。
少し緊張しますが、先輩や、店長など歴が上の人に相手をしてもらうのがベストです。
③他の店に接客を受けにいく
おすすめは、ルミネの接客コンテスト「ルミネスト」で入選している人の接客を受けにいくことです。
私も何度か接客を受けましたが、圧倒的に「この人から買いたい!」と思わせる力がありました。
④yahoo知恵袋でお客さんの心の中を知る
相手の気持ちを理解しない限り、一方通行のやりとりでは商品は買ってもらえません。
ただ、面と向かってお客さんに自分の接客がどうだったか?と聞いて正直に答えてもらうというのは難しいですよね。
そのため、相手(お客さん)が日頃の買い物の際の不満や悩みを知るのに、yahoo知恵袋はとても有効です。
→大切なのは、相手のことを知り、プロから学んで自分のスキルにする!
キャリア
①自分自身のスキルにならないと感じている
→20代のうちに一般的なビジネススキルを身につけないと、社会に置いてけぼりにされるとまで感じていた。(なので、この頃は仕事に直結しないようなビジネス書を読み漁り、社会を知ろうとしていた)
②一生販売員として生きていくことが、自分の人生を豊かにできるか?
平日の暇な時は、掃除をしたり、ぼーっとしている。そうしている間にも、一般企業に就職した同期は、どんどんスキルを身につけているんだなと感じていた。
アパレルの新人研修って、接客やレジでの言葉遣いなど、アルバイトと同じようなことしかやっていなかったのも、将来に不安を覚えたきっかけ。
💡解決方法
結論:販売員から去る
すみません、この悩みを持っている方には、これ一択です。
というのも、販売員が本当に好きな人って、この悩みあんまりうかんでこないんですよ。
浮かんでも、「でも私に向いてるし!」とすぐ消える。
自分のキャリアについて、「正しくないな」と気づいたのなら、そこから自分のためになる「スキル」を得て自信を持つことが解決の鍵です。
去る方法は2つ。
①本社へ異動する
まずはここを当たってみましょう。
会社のホームページなどから、自社の職種を調べ、「自分が行きたい部署」や「チャレンジしたい部署」があるか調べます。
もし見つかれば、上司や人事に相談して、異動の余地があるか探りましょう。
ここで相談するときのポイントは、あくまで「ポジティブに!」です。
「販売を通じて、◯◯がやりたいと思うようになった」「私の◯◯の能力を生かして、会社に貢献したいです」など。
ちなみに、本社へ異動するのに、個人売りは関係ないと思うので、売れていない人でもチャレンジする余地は大いにあります。(会社によっては異動に個人売りのルールを設けているところもあるかもしれません)
※後日、私が実践した「販売員から本社へ異動の成功方法」をブログで書こうと思います!
②転職する
①がダメだった場合や、会社自体に我慢ならない場合はこの選択。
私の場合は、プレスに異動して2年ほどで、将来性を感じる別業界(IT)に転職しました。
実際にどうやって転職活動をしたのかは、「」に詳細を書いているので、参考にしてみてください。
初めての転職で、未経験の業界を受けるのであれば、大手を選ぶことをおすすめします。
未経験の転職は、リスクもあるのですごく不安になる気持ちもすごく分かります。
でも、今の悩みを抱えたまま、自分に嘘をついたまま今の場所で働くのと、チャレンジして自分で自分の人生を選んで歩むのと、どちらが自分を好きになれますか?
記事のまとめ
・悩みを解決するのは自分の行動次第!
・選択に迷ったら、「どっちが自分のことを好きになれるか?」を自問自答してみよう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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