本記事は、こんなお悩みがある方に向けた記事です。
「アパレル以外の業種に転職したいけど、失敗しないか不安だな〜
次は絶対土日休みが欲しいし・・
それに転職が初めてで、どうやって進めればいいかわからない。」
・アパレルから転職するためにやっておくべきこと
・転職にかかった実際の日数
私は26歳の時に、アパレル企業から転職を経験しました。
初めての転職(そして未経験の業界)で不安だらけでしたが、結果として大満足!な転職ができました。
今回はそんな実体験を元に、転職を検討中の方の参考になることをまとめていきたいと思います。
私の転職活動内容
■応募した企業数
応募:15社くらい 面接:4社 最終面接:2社 内定:1社
■受けた業種
IT企業(ゲーム系と広告系)
■転職活動期間
期間は以下の通り。実は、私2回トライしています。
1回目は自己分析が足りず、「これだ!」と思う企業を紹介されなかったためモチベーションが下がってしまったんですね。
1回目 :期間:1ヶ月
3月中旬:転職エージェントカウンセリング&エントリー
4月上旬:面接&中断
2回目 期間:3ヶ月
6月上旬:転職エージェントカウンセリング&エントリー
6月中旬:面接
7月上旬:内定
9月上旬:入社
最初のエントリーから内定までに1.5ヶ月だったので、割と最短だったのかな?と思います。
アパレルから転職した結果
こんな感じに変わりました↓
・年収50万円アップ(4年目で200万アップ)
・年間休日が20日以上アップ(前職の休みは100日くらい)
・ビジネススキルが身についた(ワード、エクセル、パワーポイント、プレゼン、ディレクションなど)
・自己肯定感アップ
・給料が増えたので、一人暮らし開始&借金50万円完済
書きながら「これ、転職してなかったら後悔してたな・・・」と改めて思います。
もちろん未経験で転職したので、勉強が必要だったり、ドジしたりなど大変なことも色々ありましたが、それ以上に良かったことが大きいです。
それでは、本題です。
アパレルから転職:失敗しないための3つの準備
以上の経験を踏まえ、アパレルからの転職を成功に近づける、3つのポイントをお伝えします。
ビジネス書を1〜2冊読んで、働き方のイメージを膨らましておくのをお勧めします。
アパレル業界って本当に特殊です。
なので「外の世界はどうなっているのか?」を知ることから始めると、その後の転職エージェントとの会話や、自分のアピールポイントなど、スムーズにできるようになります。
ビジネス書って何を読めばいいのかわからない・・・という方には、新卒社員向けに書かれた本が読みやすく、かつ一般的なビジネスマンとして必要な知識が詰まっているのでおすすめです。
本をあまり読んだことがない方には、「入社1年目の教科書」がおすすめです。
読んだ当時は、アパレル業務には活かせない内容ばかりでしたが(笑)
いざ転職するぞ、となった時に、一般企業が求めている人物像や、ビジネスの流れなんとなく分かっていると面接時に有利です。
なので、ビジネス書は1冊でも良いので読んでおくことをお勧めします。
■「働く上で我慢できないこと」を整理する
転職を検討する際は、まずは「働く上で我慢できないこと」を書き出すことが大切です。
そうすると、実際の転職活動をする際に、後悔しない転職先を決めたり、妥協点を決める際に役立ちます。
例)
あなたが我慢できないこと:
勤務中の自由度が低いこと(店頭にずっと立ってなくてはいけない、店が混むとトイレに行きづらい)
↓
希望条件:
デスクワークの仕事(フリーアドレスだと尚よし)
自分の「強み」を知る
強みを分かっていると、エントリーシートを書くときや面接をする際に、志望先の業界や企業風土に合わせて、引き出しのように自分の強みや興味があることと紐づけて、面接官に話せるようになります。
例えばあなたがこんな人だとします。
「現在アパレル販売員。
接客自体は好きで、お客さんとの会話も楽しい。
棚卸しや在庫の整理などの作業は、効率よくやりたいタイプ。」
↓
◆志望する職業が「営業職」や「クライアントワーク」の場合
強み:「お客様のタイプを素早く読み取って、その人に合った接し方ができます。」
企業側の目線:「コミュニケーション能力が高いし、冷静に物事を判断で来そうだな」
◆志望先が「事務職」の場合
強み:「棚卸しの際は効率的に集計できるよう、◯◯という工夫をしていました」
企業側の目線:作業の効率化を率先してやってくれそうだし、単調な作業でも主体性を持ってやってくれそうだな・・・
などです。イメージが湧いてきましたか?
深く自己分析することで、面接では「相手の企業が求める人物像に、当てはまる部分だけを強調する」ことがポイントです。
転職エージェントに登録後は、様々な企業を紹介してもらうと思います。
その際に必要なのは、応募した企業・業界について
よーーーーーーくリサーチ
すること。
②でやった、自分の我慢できないことと、強みのマッチ度を把握していきましょう。
企業のリサーチでは、従業員の口コミ数が多いVorkersが有名です。
失敗しないためには、企業のリサーチは必要不可欠です。
転職エージェントに行った後に、まずは1ヶ月と決めて、有料登録してしまうのをお勧めします。
失敗しないための心構え
①辞める会社への影響は考えない
「ただでさえ人が足りないのに、私が辞めたらお店が大変だ・・・」
「転職活動がバレないかな・・」
「休み取るの申し訳ないな・・」
こんなことを思うと思います。私も最初は後ろめたかったです。
ただですね、
もう辞めると決めた会社には気を使わなくて大丈夫!
その会社は、あなたの人生にプラスになりますか?
その会社は、あなたを幸せな気持ちにしてくれたことはありますか?
悪いことをするのではないのです。
ここで、私が好きなユダヤ教の言葉があります。
「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」
本当にそうですよね。
自分のための人生を生きましょう!
②選考に落ちても「この会社とは縁がなかっただけ」と思う。
一度にたくさんの企業にエントリーするので、落選も多くあります。
特に、面接に進んだ企業からの落選メールは気分が落ちます。
でもそんな時は、自分を否定しないことが大切です。
あなたという人を否定されたわけではなく、一つのテーマに対してたまたま当てはまらないとテーマを考えた人が判断しただけのことなのです。
虹プロの餅ゴリさんも、東京合宿のカリスマテストでマヤちゃんに言っていました。
※この動画の16:05あたりからそのシーンがありますので、興味のある方はぜひ。
「私の魅力に気づけないなんてかわいそうね〜あっはっは〜」くらいに思っておきましょう。(これまじで)
④内定が決まってから退職の意思を伝える
先に伝えていいことはありません。
早く言いたい!という気持ちは分かりますが、自分も焦るし、会社での居心地も悪くなるので辞めておきましょう。
内定をもらってから伝える時の爽快感は、風呂上がりのビールの10倍くらいです。
風呂上がりに常温の水を飲んでしまうより、美味しくビールを飲みましょう。(なんのこっちゃ)
⑤転職活動中のことは社内の誰にも言わない
これも④と似ているのですが、言っていいことはないです。
どんなに信頼している同僚でも、他の誰かにいう可能性は大いにあります。
この3ヶ月間だけは、一番信頼できるのは自分という気持ちを大事に取り組みましょう。
おすすめの転職エージェント
私が利用したのは2社ですが、結論で言うと、初めて転職する方におすすめなのは、リクルートエージェントです。
理由としては、圧倒的な求人数と、サポート体制ですね。
あと、企業としても素晴らしいです。
ここについては比較ブログを書こうと思います。
ちなみに利用したもう一社は「エン転職」です。
担当のキャリアカウンセラーがめちゃくちゃ親身になってサポートしてくれたのですが、求人内容が当てはまらず・・・。
内定もらった時も、その担当者に報酬をあげてほしいと心から思っていました(笑)
まとめ
・今の自分に違和感を感じている人は、まずは行動してみましょう。
・結果的に転職の道を選ばなかったとしても、自分への理解が深まり、それまでのモヤモヤが晴れるなど、転職活動は人生の中で一回はやってみて損しないと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント