この記事は、こんなお悩みがある方に向けた内容になっています。
アパレルから転職したいけど、どんな職種に転職できるんだろう?
活かせる強みや、スキルが何なのかも知りたいな~。
コロナウィルスの影響もあり、アパレル業界に勤めている方は、将来性に不安を感じることが増えたのではないでしょうか。
そこで、本記事では「転職」の文字が浮かんだら実践すべきことを、お伝えしたいと思います!
この記事の信頼性
早速本題です!
自分に合った転職先を見つける方法
3つの行動を取ることで、自分に合った転職先を見つける確率がグッとあがります。
1. 自己分析をして、自分の「幸福度を上げるものは何か」を知る
自己分析をしっかりすることで、自分の納得のいく転職に近づきます。
やり方は色々ありますが、今回は私が実際にやった方法をご紹介します。
方法:自分自身に質問する
いきなり「将来やりたいことは何だろう?」と考えると「う〜ん・・」と言葉に詰まってしまいますよね。
そんな時、まずは「嫌なこと」からを挙げてみましょう。
思いっきり嫌なことを挙げていくと、それに対比させて「やりたいこと」や「望む環境」が見えてくるはずです。
方法:使うツール
ノートに手書きする
ノートに、前項で書いた質問内容に対して今の気持ちを書き込んでいきます。
「字が汚くて、後から読み返せない!」「スマホですぐに見返したい」と言う方には、次の2つのツールがおすすめです。
マインドマップ・思考整理ツールを使う
2つのツールを紹介します。どれも無料なのに使いやすいです◎
初めて使う方には少し難しいかもしれませんが、すぐに慣れるので、まずは触ってみましょう。(ぜひ、朝の落ち着いた曲が流れるカフェで。)
サクサク思考を深掘れます。
2.自己研鑽で、自分の社会的価値を高める
自己研鑽=(じこけんさ)と読みます。
簡単に言うと、「自分の能力を高める行動」を指します。
厳しいことを言いますが、アパレル業界は特殊な業界のため、自分が思っているよりも「外の世界」を知らないことが多いです。
例えば、私が転職する際に困ったのは、「世の中のビジネスの流れ」を知らなかったり、以下の知識や経験が皆無だったことです。
例)私が知らなくて困ったこと
✔︎ オフィスワーカーの一般的なビジネスマナー
✔︎ ワード、エクセル、パワーポイントの操作スキル
✔︎ B to B(ビジネス to ビジネス)のコミュニケーション方法(対クライアントなど)
など
これを読んでいるあなたも、同じ不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫です!
こう行った知識は、「勉強」と「実践」で身につきます。
転職を考え始めたら、まずは「外の世界」(ビジネスシーン)で何が起きていて、「何が求められているのか」を知ることから始めましょう。
ここで、私が実践した具体的な方法を3つご紹介します!
方法1:気になる会社の「求人要件」をググって理解する
これは、「自分がどんな仕事が出来るのか」を言語化できない方は、やってみることをゴリ押しします。
業務内容や、求められているマインドが理解しておくと、エージェントとのカウンセリングや面接の際に、効果的に活かすことができます。
ちなみに、求人要件を手っ取り早く見るなら、Wantedlyがおすすめです。
方法2:本から学ぶ
本を読むメリットは、具体的な仕事のTIPSが学べることです。
そういったハウツー本はたくさんありますが、アパレル出身の私が読んでみて、読みやすかった本を紹介します。
コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術
コンサルと言うレベルの高い職業に関する本ですが、ビジネスの現場で求められている基本的な行動が分かりやすくまとめられていて、とても勉強になります。
入社一年目の教科書
こちらは「仕事の教科書」と言われているベストセラーです。
社会人一年目に向けた本なので、内容が分かりやすいく、かつ普遍的な内容なので、ベテラン社会人からも読まれる内容になっています。
方法3:オンライン講座で学ぶ
オンライン講座のいいところは、見て聴いて勉強できるので、ながら作業でも学べるのがいいところです。
2つピックアップしました。
Udemy
エクセル、マーケティングやWebデザインなど、様々なビジネススキルが動画で学べて、価格も数千円~数万円で購入が可能です。
30日返金保証や、講師の評価がクチコミで見れるので、選びやすいのもGoodポイント。
グロービズ
定額制の動画学習サービスです。
質の良い動画が多く、私の勤めている会社でも契約していました。10日間無料体験があるので、まずは登録して気になるカテゴリーから見てみましょう。
3. 転職エージェントに登録するのが一番早い
エージェント登録はメリットしかないので、必ず済ましておきましょう。
未経験業界に転職したい場合は、求人数の多い大手の転職エージェントに登録しておくことをお勧めします。
求人情報が圧倒的に多いです。
▼とりあえずこの3つに登録しておけばOK
▼職業診断:あなたに向いている職業が分かる
自分が何が向いているのか手取り早く知りたい!という方は、このサイトで診断をしてみるのがお勧め。
適正職種や、年収が分かり、それに合った求人を紹介してくれます。
・ミイダス
おすすめの業種は「デジタル業界」
この一択です。理由は次の通り。
デジタル業界がおすすめな理由3つ
理由1:汎用性がある
企業のデジタル化が今後もどんどん進んでいくので、デジタル領域のスキルはどんな業界でも重宝されること間違いなしです。
理由2:「どこでも仕事ができる」は強い
基本的に、PCとネットワーク環境さえあればどこでも仕事が出来ます。
現在、私もテレワークで半年近く自宅やカフェで仕事をしています。
自由に働く場所を選べることは、想像以上に人生の幸福度が増すなと感じています。
理由3:求人数が多い
どんどん伸びている業界なので、求人数が希望者を上回っている状況です。
そのため、未経験者やポテンシャル採用をやっている企業が多くあり、転職のチャンスも大いにあります。
おすすめのデジタル業界の仕事
「デジタル業界といっても、具体的にどんな仕事があるのかな?エンジニアとかいきなりなれないし・・・」
と思う方がいらっしゃるかと思い、具体例を挙げておきます。
・SNSコンテンツ制作
・SNSオペレーター
・SNS運用ディレクター
・Webディレクター
・Webデザイナー
・Webライター
・動画編集
など
SNS関連は、普段から使っている方はもちろん、お店のブログやSNSを頻繁に更新している方は転職しやすいと言えます。
上記の職種でまずは入社し、自分の興味ある方向にキャリアアップしていくことも可能です。
アパレル出身者が活かせるスキル・強み
最近は私も面接を担当することがあります。
そこで、もしアパレル出身者がアピールしてきたら強いなと感じるスキル・強みは次の通りです。
コミュニケーション力
意外なことに、これができないビジネスパーソンが結構います。
資格や色々なスキルよりも、この「コミュニケーション力」「人に興味を持てるかどうか」「相手のことを考えて行動する」といったことは、どの業種でも評価の一つとして入ります。
探究心
個人予算に対して、「なぜ売れたか?」「売れないのか?」を常に考えている販売員の方はこれに当てはまります。
転職先が営業職でなくとも、こういった「なぜ?」を持って仕事に取り組める人は、どの業界でも強みになります。
ストレス耐性
色んなお客さんに対して、柔軟な対応が求められるアパレル業(販売員)は、この能力が高いと思います。
企業にとっては、多少の苦労も乗り越えてくれる人を望んでいるわけですから、実践済みのアパレル経験者は非常に説得力があるのです。
以上の強みに当てはまっている方は、具体的に取ってきた行動のエピソードを、ノートやスマホのメモ帳に書き出しておきましょう。
自己肯定感がグッと上がり、転職へのモチベーションも高まります。
まずは転職エージェントとのカウンセリングの際に、自分からこの点をアピールできるようにしておきましょう。
他業種へ転職して失敗する人の特徴
ここで、失敗する人の例を挙げておきます。
私の周りにはアパレルに就職したのち、転職した人が多くいます。
結論から言うと、「目先の楽さ」を選んだ人は「後悔する転職」をしていることが多いと感じます。
具体的には以下の通りです。
✔︎ 転職しやすい業種を選んでいる
✔︎ 自分のことを理解できていないまま転職している
✔︎ 「土日休み」だけにこだわっている
✔︎ 自分自身を言語化できていない
✔︎ 楽をしようとしている
など
この点については、後日実例を元にご紹介しようと思います。
記事のまとめ
- アパレルから未経験の業種に転職は大いに可能!
- ただし、自己分析・自己研鑽・転職エージェント登録は必ずすること!
- 失敗する原因は、「目先の楽」だけを見ていること
- アパレルの経験から、他業界で活かせるスキルはある!
いかがでしたでしょうか?
「アパレル業界(販売員)から転職方法」について、参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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